ATM

日々のあーだこーだ

こっちはこうさ どうにもならんよ

休職してから1ヶ月程経ち、少し落ち着いてきたので日記を書いている次第である。

 


朝は寝ぼけ顔で妻を送り出し、昼間は掃除洗濯をしたりや本を読んだりして過ごし、夜は飯と甘いものを用意して妻を迎える。

(そう、何がヤバいって既婚なのだ…!)

 


1ヶ月も休めばそろそろ働きたくなるかと思えばそんなこともなく、ただ日々を消費している感が否めない。ズルズルと。

 


今日はすき焼きが上手くできたのと、雪景色が綺麗な日であった。

毎日ホリデー

午前11時。早めの昼ご飯に味噌汁を作った。冷蔵庫に余っていた野菜を刻み、テキトーに鍋にぶち込む。

最近は毎日がホリデーのため、自炊をしている。30年近く生きてきてまともに料理をしたことがなかったが、スーパーに行ってはコンビニ弁当がいかに高かったかを思い知らされる日々である。

 

 

 

働いている会社には突然行けなくなった。出勤前に涙が止まらなくなり、有休を取って病院に駆け込んだ。軽い鬱と言われ、診断書が出た。1ヶ月の休み。有休なんて元彼女と別れた次の日に仮病で休んだ時以外使ったことがなかったが、案外簡単に会社って休めるんだなと思った。

 


あれだけ休みたかったはずなのに、平日は少し気が引けて何もせず、休日もやっぱり変な罪悪感から気が引けて何も出来ないでいたりする。「会社は人ひとりいなくなったくらいで回らないなんてことはない」とよく耳にするが、どうやら本当のようで、最初あった仕事関係の連絡も日に日に減っていった。

 


今更どの面下げて会社に戻るのかとか、戻ったところでまた同じことの繰り返しだとか、自問自答してみるが、答えは見つからない。元来、自己肯定感も低いためか、自分の価値についてとか、いらんことを考えたりもする。

あーあ、どーにもならねーや。

 

 

 

冷凍したご飯の温めが終わった音がする。電子レンジだけが私を必要としてくれている気がした。